新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、多くの人が身近な人を失ったり、家族や友人に会えない時間に苦しんだりしました。
また、仕事を失うなどして収入を絶たれた人も少なくありません。
しかし、そんなパンデミック期間中に慈善団体が受け取った寄付の額を調べた研究により、パンデミック期間中の慈善団体への寄付額は減るどころか増えていたことが分かりました。
カリフォルニア大学サンディエゴ校で行動マーケティングを研究しているアリエル・フリッドマン氏らの研究チームは、パンデミック初期にトイレットペーパーやマスク、
消毒液などの物資を買い占めるという思いやりのない行動が顕著に見られたことから、危機的状況であるパンデミックが人の自己中心的な行動にどのような
影響を与えるかの研究に乗り出しました。
Source: GIGAZINE(ギガジン) 最新情報