現在のエクアドルやペルー周辺に住んでいたシュアール族は、人間の首を「ツァンツァ」と呼ばれる干し首に加工する宗教的文化を持っていました。ところが、ツァンツァに興味を持ったヨーロッパ人が買い取り始めたことで、ツァンツァは儀式としてだけでなく商業目的でも作られるようになり、現存するツァンツァは両者が混在しているとのこと。新たにカナダやエクアドルの研究チームが発表した論文では、CTスキャンでツァンツァを分析することにより、どれが本当に儀式的な目的で作られたものか判別できる可能性があると示されています。
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