書籍の発禁(発売・頒布禁止)処分の試みがアメリカ全土で急増しており、アメリカ図書館協会が2023年3月に発表した報告書によると、学校や公共図書館での本の禁止や制限が行われた例は2022年に前年の約2倍となる1200件が確認され、歴代最多を記録しました。発禁とされる理由には人種差別やLGBTQの問題も深く関わっており、発禁に対する抵抗運動や訴訟が各地で見られるほか、公共図書館が発禁図書をデジタルで取り扱うなど、自由に読書をする権利を守るための運動が広がっています。
Source: GIGAZINE(ギガジン) 最新情報