体内に取り込んだ酸素のうちの数%は「活性酸素」となり、体内の代謝過程においてさまざまな成分と反応し、過剰になると老化やがんのリスクになる細胞傷害をもたらします。この活性酸素による影響を弱めたり活性酸素を除去したりする物質が「抗酸化物質」で、ビタミンCやビタミンA、セレン、亜鉛などが抗酸化物質として知られています。これら抗酸化物質の過剰摂取はがん腫瘍の増殖を促進する可能性があるという研究結果を、スウェーデンにあるカロリンスカ研究所の研究チームが発表しました。
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