著作権を侵害する海賊版コンテンツの取り締まりは「海賊版の存在が著作権で保護されているコンテンツにネガティブな影響を与える」という考えを根幹として行われていますが、2015年には「オンライン上の著作権侵害がコンテンツの売上を変えるということを支持する証拠はない」と欧州委員会主導の調査で報告されたり、大規模海賊版サイトの閉鎖後に映画の興行収入が減少しているケースが判明したりと、海賊版がコンテンツの売上に悪い影響を与えない可能性が示されています。海賊版の調査会社であるMUSOによる新しい調査では、映画の著作権侵害は興行収入と強く関係していることが指摘されています。
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