1962年、ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所のジェームズ・ワトソンとフランシス・クリック、そしてキングス・カレッジ・ロンドンのモーリス・ウィルキンスがノーベル生理学・医学賞を受賞しました。受賞は「核酸の分子構造と生体内の情報伝達におけるその重要性に関する発見」が評価されたもので、そのきっかけになったX線回折写真「photo51」はロザリンド・フランクリンが撮影しました。フランクリンに関しては、栄誉をワトソンらに奪われたという主張も見られますが、実際にはそういうわけではなかったらしいことが明らかになっています。
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