理化学研究所と富士通が共同開発しているスーパーコンピューターの「富岳」が、世界のスーパーコンピューターランキングである「High Performance Conjugate Gradient(HPCG)」および「Graph500」で、7期連続で世界1位を獲得しました。なお、他のスーパーコンピューターランキングである「TOP500」では第2位、「HPL-MxP」では第3位でした。さらに、富士通は東京工業大学、東北大学、理化学研究所と協力して、富岳を用いて大規模言語モデル(LLM)の分散並列学習手法の研究開発に取り組むことも発表しています。4者は日本の研究者やエンジニアがLLMの開発に活用できるように、今回の富岳政策対応枠で得られた研究成果を、2024年度にGitHubやHugging Faceを通じて公開する予定です。
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